基準地価ついて

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基準地価ついて

前回コメントさせていただきました地価LOOKレポートに続いて基準地価が発表されました。

 

土地の価格については、色々とあってよく分からないと思う人も多いと思います。

 

基準地価は、9月1日時点の土地の価格を不動産鑑定士による鑑定を元に都道府県が発表するものです。

 

 

同じような価格で公示地価というものがありますが、こちらは1月1日時点において不動産鑑定士が鑑定した価格を国土交通省が発表するものです。

 

この他、相続税を計算する基礎となる相続税路線価、固定資産税を算出する際の基準となる固定資産税路線価などがあり、いずれも実勢価格とは乖離したものとなってます。

 

おおよそ、相続税路線価は、公示地価や基準地価の80%程度、公示地価や基準地価は、
実勢価格の90%程度との目安で考えていただければ宜しいかと思います。

 

我々不動産会社がお客様から不動産の売却を依頼された際に、これら様々な土地の価格を参考に売却する際の売出価格を決めます。
不動産は、2つとして同じものがありませんから、隣接している土地でもその形状や周辺環境、間口の長さなどによっても全然違う価格になることも少なくありません。
また不動産会社の査定方法によってもかなりの差が出てきます。

 

こうやって査定した価格も反響が少ないと、大幅に値下げすることもあり、不動産の価格というものはとても難しいものなのです。
結局、実勢価格を決めるのは、需要と供給のバランスになります。
この土地が欲しいという人が沢山いれば、価格は上昇しますし、欲しいいう人がいなければ下げざる得ないということです。
 
今回発表されました基準地価は、全国平均で前年対比0.4%マイナスになりました。
とはいえ、公示地価も基準地価も半年間かけて調査した結果ですので、本当に現時点での価格を表しているかというと、やはりタイムラグがあると言わざるを得ません。

 

ただ、トレンドは掴めます。
首都圏の基準地価に限って見ますと、より東京に近い場所の地価の上昇が伺えます。
千葉県では、浦安市、市川市辺りになりますが、なんだかんだ言っても行き着くところは、東京に近い便利な場所ということになるのかもしれません。
 
コロナ禍でテレワーク主体の業務になった人達が郊外に戸建を求めていたのは、過去のことになっていくのでしょうか?
 
今回、全国の調査地点で基準地価の上昇率上位を札幌市郊外の北広島市が独占する結果になりました。
この現象は、正に札幌市から近い場所に住環境が整っていて、テレワークに適した戸建の建設が進むこの地区に人気が集まった結果だと思われます。

 

今後も地価の変動については、コロナの感染状況と切り離して考えられなくなるのかもしれません。
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